角皿/スクエアディッシュ
デンマーク王室御用達のRoyal Copenhagen BACA(ロイヤルコペンハーゲン バッカ) シリーズの角皿。
1960年代より製造され、Nils Thorsson(ニールス・トーソン)にデザインされました。
陶器の下地として錫釉を使用するファイアンス焼きを採用しており、明るい色は鮮やかに発色することで暗い色とのコントラストが際立つ表現が特徴です。
ハンドペインティングのため、絵付師によって同じパターンのものでも風合いが若干異なります。
厚みのある釉薬が自然な風合いを作り出し、温かみのある印象を与えています。複数の釉薬が層を成し、隣り合う色と色のかけ引きはハンドペイントならではの魅力と言えるでしょう。
表面の艶消しされたマットな質感と絵付け部分のみ少し浮き出ている様なデザインは思わず触れてみたくなります。
絵柄は深みのあるブルーで幾何学模様が描かれており、神秘的な美しさを醸し出しています。
絵皿として飾るだけでなく、プレートとしてスナックや果物、アクセサリーなどにお使いいただくのも素敵です。
こちらはヴィンテージアイテムになりますが目立った汚れやダメージもなく、良好なコンディションです。
BACAシリーズはアートディレクターを務めたニルス・トーソンを中心に、1933年から制作されました。
アルコールで全体を専属の家具職人によりクリーニングを行います。