西ドイツ製花瓶
ミッドセンチュリーに隆盛を誇った西ドイツの陶磁器メーカー、Scheurich(シューリッヒ)社製の花瓶です。
ダークブラウンを基調とし、グリーン、ブラウンと、落ち着いた色味の釉薬が流れ落ちます。
こちらは「FAT LAVA (ファットラヴァ) 」と言う、伝統的な製法で作られています。
FAT=脂肪、LAVA=溶岩、その名の通り、溶岩がべっとり流れ落ちたような色付けで、釉薬の変化が楽しめます。
オブジェとして置くだけでも落ち着きのある素敵な空間となります。
底面にはモデルナンバーである「513-30」と「W.GERMANY」のみ書かれていて、社名が印字されるようになった、1960〜70年代以前の作品です。