#166 セネターチェア
オーレ・ヴァンシャーによってデザインされたモデル166。Senator(上院議員)の名を冠する応接用の家具シリーズの名作です。
全体にがっちりとした作りですが、アームの曲線に見られるようにグラマラスで緩やかなカーブが全体を優雅な印象に落ち着けています。
やや厚めのクッション部分はコイルスプリング式でウレタンとは違った心地よい反発があり、柔らかな中にもしっかりとした座り心地を実現しています。
実際に座ってみるとウェグナーやヴォッダーとは異質ながらも甲乙つけがたい快適な座り心地で、ゆったりと落ち着くには最適な空間が約束されます。
フレームのチークはフルサンディングを行い、オイルで仕上げる予定です。
ファブリックはkvadrat社のHallingdal65に張替え、内部ウレタンも入れ替え済みです。