ビアマグ
エレン・マルマーによるロイヤルコペンハーゲン「バッカ」シリーズのビアマグです。1969年〜1974年製造。
花瓶やプレートに見られる金褐色の作風ではなく、イヤーカップなどに通じるブルーを基調とした優しい感じのデザインです。仕切られたエリアに、よく見ると複雑な色が織りなすふわっとした花の絵柄が重なって独特の雰囲気に仕上がっています。
陶器の下地として錫釉を使用するファイアンス焼きを採用しており、明るい色は鮮やかに発色することで暗い色とのコントラストが際立つ表現が特徴です。
上部に一部ひび割れがございますので、オブジェもしくは花瓶としてご使用いただくと良いのではないでしょうか。