AP62アームチェア
ハンス・J・ウェグナーによるAP62アームチェア。アームが背もたれと同じ高さまであり、シングルタイプでは珍しいつくりの一脚です。
その分ホールド感は一般的なアームチェアとは一線を画し、ちょっとした個室に収まったようです。座面と背面はウェグナーが導き出した角度にしっかりと固定され、頭部は自然と天を仰ぐようなリラックスした状態に。時間を忘れてしまうような快適な座り心地にウェグナーの真骨頂を感じます。
レザーのコンディションが非常に良好なため内部ウレタンと下部ベルトを交換し、フレームはサンディング後オイルにて仕上げました。