花瓶
Royal Copenhagen、BACAシリーズよりNils Thorsson(ニールス・トーソン)によるデザインの花瓶です。
一見、幾何学模様に見えますが、よく見ると鳥が多数描かれており、彼の遊び心と重厚感を感じられる非常に人気の高い絵柄です。
こちらはヴィンテージアイテムになりますが目立った汚れやダメージもなく、良好なコンディションです。
裏側にはAruminiaの刻印があり、ロイヤルコペンハーゲンの刻印に移行する前の1969年までに作られたものかと思われます。
BACAシリーズはアートディレクターを務めたニルス・トーソンを中心に、1960年代半ばから制作されました。
陶器の下地として錫釉を使用するファイアンス焼きを採用しており、明るい色は鮮やかに発色することで暗い色とのコントラストが際立つ表現が特徴です。
ファイアンス焼きならではの色彩が織りなす大胆で渋い力強い作品が多いシリーズです。
ハンドペインティングのため、絵付師によって同じパターンのものでも風合いが若干異なります。