蓋付きポット
Royal Copenhagen、Aluminia(アルミニア)の”Veronica”の花瓶。Thorkild Olsenデザインです。
単なる花瓶としてだけでなく、インテリアとして飾るだけでも空間を引き立てる逸品です。
裏側にはAruminiaの刻印があり、ロイヤルコペンハーゲンの刻印に移行する前の1969年までに作られたものかと思われます。
Aruminiaはファイアンス焼きが採用されています。
ファイアンス焼きは淡黄色の土の上に錫釉をかけ、低温で焼き上げる製法。
こちらはヴィンテージアイテムになりますが目立った汚れやダメージもなく、良好なコンディションですが全体的に貫入*が見られます。
<貫入>
陶器を窯から出して冷ましている過程で、陶器本体の素地と釉薬の収縮率の差によって発生します。
釉薬の方が大きく縮むため、釉薬の表面にヒビのような模様が入ります。