RYシリーズ キャビネット
1950年代にRY Moblerより発表されたキャビネットです。ウェグナーが手がけたキャビネット類の多くはこの工房から生み出されましたが、現在は既に存在しない幻の工房です。
繊細な取っ手の引き出しは細かく分かれており、幅広く生活用品を収めることが出来そうです。
脚部は特にデンマーク製の家具によく見られる「丸脚4本」スタイルではなく、側面の棚板がそのまま延長した形になっています。
メインフレームの素材は、オーク材、脚先はチーク材を使用しています。
背面には当時組み立てを行った、会社名 Edmund Jorgensen社のステッカーがございます。
付属の鍵もございます。
引き出し内部は、細かな傷やダメージはありますが、むしろヴィンテージとしての雰囲気を高めているため、全体を専属の家具職人によりクリーニングを行い、内部のフェルト部分は、新しいフェルトを上から重ねてお届けする予定です。
全体はフルサンディング後オイルで仕上げ、付属の鍵や各金具もしっかりとメンテナンス致します。
※メンテナンス後は現在のお色味より、少し濃くなる場合がございます。