アームチェア
Glostrup Mobelfabrikより1956年に発表されたアームチェアです。
デザイナーは不明ですが、シザー(ハサミ)のように交差した脚部や独立したパーツで構成されるアーム、接合部に採用されたフィンガージョイントなど、随所に美へのこだわりを感じることができます。
また、心地良く深く腰を沈めることのできる座面やしっかりと体を受け止めてくれる背面のつくりなど、デンマークらしく座り心地を追求されているところは流石です。
細かな傷やダメージはありますが、ヴィンテージとしての雰囲気を高めているため、全体を専属の家具職人によりクリーニングにて仕上げを行いました。
時を重ねたことで生まれた風合いも、この家具ならではの魅力として、お楽しみいただければ幸いです。
座面ファブリックは Kvadrat社の Hallingdal65 #0590 に張替え、合わせて内部ウレタンも新品に交換いたしました。