CH23 ダイニングチェア
ウェグナーにより1951年に発表されたダイニングチェア。背板と後ろ足をつなぐ十字の契りはデザインと強度を両立させた象徴的なパーツです。
通常家具の接合部分は目立たないような処理を行うのですが、それをデザインとして昇華したのは「ザ・チェア」におけるフィンガージョイントを演出的なデザインとして取り入れたウェグナーならではと言えます。座面はペーパーコード特有の固くて優しい感覚で身体を受け止めてくれます。背板の絶妙なカーブと相まって日常のダイニングシーンをより快適なものに変えてくれる魅力を持った良い椅子です。
フレームはフルサンディング後オイルにて仕上げました。ペーパーコードも張替いたしましたので、今後も長く安心してお使いいただけます。